愛犬を壊した私。ダメなママの生存戦略。

 

不妊治療を救ってくれた愛犬を、

ワンオペ育児で

ノイローゼにするまで

私を救ってくれた。
初めて出会った日の福丸。

 

犬と赤ちゃんの生活は、

キラキラした理想だけでは

済みませんでした。

 

この記事では、

「2人育児と爆吠え犬」

という現実に打ちのめされた

『あの日』の絶望を、

ありのままに綴ります。 

 

今、独りで泣きそうなあなたへ。

あなたは一人じゃないと、

この記事が寄り添えますように。

 


 

無理ーーーーー。

 

ほんと無理。

 

3歳と1歳、同時にギャン泣き。

 

長女の

「ママ見て!」

「これやって!」

「違う!これじゃない!!」
 

……..終わらない。
 

次女は理由不明でグズりっぱなし。

一歩でも離れると、

ギャン泣きスイッチON。

 

「ご飯…作らなきゃなのに…」

「福丸の夜の散歩どうしよう…」

  

  

あーーーーーー

 

 

 

詰んだ。

 

 

心が、

 

ジリジリ、

ジリジリ

 

すり減っていく。

 

そのとき。

  

「ワンワンワンッ!!!!」

 

福丸、爆吠え。

 

…….限界。

  

ガンッ!!!!

  

机叩いて、叫んでた。

 

「「「うるさい!!!!!」」」

 

 

やばい。

言いそうになった。

 
(このバカ犬)

(飼わなきゃよかった)

 

ギリギリで飲み込んだ。
 

喉が痛くなるくらいに

飲み込んだけど、

中はもうドロドロ。

  

空気、凍る。

 

さっきまで

不機嫌にグズっていた子どもたちも、

不安そうに、伏し目がちに、

私の顔色を伺ってる。

 

福丸はさらに

ヒートアップして吠えている。

 

……待って。 いや、待って。
 

不妊治療中、ボロボロだった私を

救ってくれたのは

福丸だったのに。

______________

不妊治療の絶望から私を救い、「ママ」にしてくれた存在

 

20代。

同級生の中で誰よりも先に

立派な結婚式を挙げた。

 

幸せの絶頂にいたはずなのに、

気がつけば私より後に

結婚した子たちが

次々と当たり前のように

母になっていった。

 

親友からの

「できちゃった」という報告。

 

スマホを持つ手が震えて、

心臓がドキリと重たく跳ねた。

 

呼吸が浅くなって、

どうしても

 

「おめでとう」

その5文字が打てなかった。

 

「なんで、なんで。

私の方がお母さんになる準備は

整ってるのに」

 

毎月の激痛が走る注射、

麻痺していくような高額な会計、

仕事との調整に追われる日々。 

 

真っ白な検査薬を見るたび、

「お母さんになる資格がないんだ」

 

自分の存在そのものを

否定されているような

絶望の中にいた。

 

そんな時、出会ったのが福丸だった。

 

初めて膝に乗せた時の、

小さくて

頼りない体の感触。

 

その儚さと

暖かさに触れた瞬間、

堰を切ったように

涙が止まらなかった。

 

我が家に迎えて初めての動物病院。

 

「ママは待合室で待っててね」
 

看護師さんの何気ない一言に、

心臓が跳ねた。

 

「あ、私、ママなんだ。

ママになれたんだ……」

 

あの時感じた、

胸の奥がじわっと熱くなるような、

満たされた感覚。 

 

今でも、はっきりと覚えているのに……

 
______________

「僕の番はいつ?」見逃し続けてしまった愛犬のストレスサイン

 

現実は、少しずつ変わっていった。
 

子どもたちには余裕をなくし、

福丸にも「待っててね」を

繰り返す日々。

 

「僕の番はいつ?」
いつも悲しそうな顔をしてた。

 

ある日、ふと目に入った違和感。

 

福丸の真っ白だった前足が、

赤茶色に変色していた。
 

肉球の間はジュクジュクと

炎症を起こし、

痛々しいほどに赤くなっていた。

 

思い返せば、このところ。

おもちゃをくわえて

期待を込めた

眼差しを向けてくる福丸を、

私は「鬱陶しい」とさえ思っていた。

 

気づかないふりをしたことも、

冷たく突き放したことも、

一度や二度じゃない。
 

そのたびに福丸は、

不満そうな目で私をじっと見つめた後

トボトボと離れていく。

 

そして、たった一人で、

静かに、

執拗に、

自分の足を舐めていたんだ。

 

私は、その小さなSOSを、

完全に見逃していた。

 

舐め壊した前足を守るために
娘の赤ちゃん用の靴下を履かせてた頃

 


理想のママはやめた。愛犬と子どもたちを守る「生存戦略」

 

……いや、待って。

私なにやってんの?

 
あんなに救われたのに。

 

あんなに大事だったのに。
 

福丸、壊してる。 
 

子どもたちのことも、

脅して、顔色伺わせて、

満たせてあげられてない。

 

あの頃、ほんと限界だった。

 

福丸の散歩も、ただの義務。

全然楽しくない。面倒臭い。
 

娘が泣いて抱っこをすがってきても

心が拒否して、

その手を払いのけて

トイレに逃げたこと

 

何度もある。

 

ドア越しに、私を求めて

泣き叫ぶ声聞きながら、

冷徹に悟った。

 

 

「私、母親の才能なんて、

ひとかけらもない」 
 

 

「福丸のことも

幸せにできてない」

 

 

理想のママ? 無理無理無理。

インスタで見るやつ、全部できない。

  

理想に近づこうとして、

できなくて、

イラついて。

 

気づいたら、全部壊してた。

 

で、思った。

 

もうやめよ。
  

いい人ママ、やめる。

 

優しくなくていい。

完璧じゃなくていい。

ちゃんとしてなくていい。

 

もうさ

60点でよくない?

 

 

家族みんな、

なんとか今日が終われば

それでよくない?

 

これは理想の家族を夢見てた私が

自分の手で家を“戦場”にした話。
 

そして、

愛犬をノイローゼにした私が

 

もう一回 

最愛の福丸と、

子どもたちと、

自分とやり直す話。
 

 

キラキラ育児? 全く無理。

 

これは ガチの

 

「ママと福丸の生存戦略」です。

 

正直、キレイな話じゃない。

むしろ、失敗だらけ。

 

でも——

 

あの時壊れ続けてた私が、

 
「母親として」

「福丸の飼い主として」

 

なんとか自分を踏ん張らせて、
立ち直らせた理由がある。

 

次からの記事で、

一つ一つの具体的な解決策を

書いていきます。

 

私が限界を超えたあの日、

救ってくれたのは意外な

『環境の変化』でした。

 

福丸の爆吠えが止まった

具体的な方法は、

こちらにまとめています。

 

 

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